◎保坂
財政部次長兼
財政課長 それでは、
補正予算及び
説明書の4ページを御覧願います。
今回の
歳入予算の補正は、第1条にありますとおり4億6428万5000円を追加し、総額を917億6428万5000円とするものでございます。
次に、第2条の
地方債の補正につきましては、7ページを御覧いただきまして、第2表に記載のとおり、
小学校整備事業の
限度額を右の欄の補正後の額に増額するものでございます。
それでは、16ページをお開きいただきまして、補正の内容につきまして御説明申し上げます。
第16
款国庫支出金は3億8839万6000円の増額でございますが、主なものといたしましては、1項2目1節の
新型コロナウイルスワクチン接種対策費に対する
国庫負担金、2項1目1節の
個人番号カード交付事務費補助金、同じく4目2節の
湊地区まちづくり事業に対する
社会資本整備総合交付金でございます。
次の17ページに参りまして、第17
款県支出金は775万円の増額でございますが、
新規就農者へ
経営開始資金を助成する
新規就農者育成総合対策事業費補助金及び
農業用機械の
共同利用に対して助成する
スマート農業導入支援事業費補助金を計上するものでございます。
次の18ページに参りまして、第21
款繰越金は、今回の
補正財源として4613万9000円を計上するものでございます。
次の19ページに参りまして、第22
款諸収入の1380万円の増額は、
先ほど説明のありました
自治総合センターからの
コミュニティ事業助成金を計上するものでございます。
次の20ページに参りまして、第23款市債の820万円の増額は、
先ほど説明のありました
南郷地域の
教員住宅の
解体撤去工事費の財源として計上するものでございます。
説明は以上でございます。
○藤川
委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆
苫米地 委員
国庫支出金の中の
個人番号カード交付事務費補助金についてお尋ねします。
この
補助金なんですけれども、全自治体に出されるものなのかどうか、また、その金額はどのようにして決定されているのかというところをお尋ねしたい。それが1つと、八戸市の分は
マイナンバーカード出張申請サポートの事業に全額使われるのかどうかということをお願いします。
◎保坂
財政部次長兼
財政課長 お答え申し上げます。
全自治体で交付の事務を取っておると思いますので、
交付事務に対しては
補助金が交付されているものと思っております。
それから、金額につきましては、各自治体の
交付枚数に応じて
交付額が決定されると聞いておりますので、今回900万円という計上でございますが、当初予算にも3600万円ほど通常の市民課の窓口で交付している
交付事務に対して
補助金を計上しておりません。最終的な
限度額というのはまだ決定されておらないようでございますが、取りあえずは今の900万円については
出張申請サポートに満額充当されるということになります。
以上でございます。
◆
苫米地 委員 よく分かりました。ありがとうございます。
○藤川
委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
◆
苫米地 委員 今確認した
個人番号カード交付事務費のところですけれども、
マイナンバーカードについては、所有が義務ではないということであります。また、今回保険証としての使用もということが出されていますけれども、今後の計画を見れば、その
マイナンバーカードを保険証に使うとしても5年ごとの更新が必要になってくるんではないかというようなことも言われていて、ちょっとまだ計画がしっかりしていないんじゃないかという気がしています。そもそもこの
マイナンバーカード出張申請サポート業務委託事業には、我が会派は反対という
意思表示をしておりますので、この関係する
補正予算については反対をいたします。
○藤川
委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御意見がありますので、これより採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
〔
賛成者起立:賛成6、反対1〕
○藤川
委員長 御着席願います。
起立多数であります。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────
2 議案第79号
処分事件の報告及びその承認を求めることについて
(令和3年度八戸市
一般会計補正予算の処分)
○藤川
委員長 次に、議案第79
号処分事件の報告及びその承認を求めることについて(令和3年度八戸市
一般会計補正予算の処分)を議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎保坂
財政部次長兼
財政課長 それでは、議案第79
号処分事件の報告及びその承認を求めることにつきまして御説明申し上げます。
本議案は、
地方自治法第179条第1項の規定により、市税、
地方交付税等の増額、
財政調整基金等の積立て及び市債の
決定等のため、令和4年3月31日付で、令和3年度八戸市
一般会計補正予算を定めることを処分したものにつきまして、その承認を求めるものでございます。
補正予算の内容につきましては、先ほどの6月補正の予算書とは別になりますが、令和3年度八戸市
一般会計補正予算及び
説明書(3月31日
専決処分)に基づきまして御説明申し上げます。
まず、4ページでございます。
専決処分した
補正予算は、第1条にありますとおり、
歳入歳出それぞれ25億3700万円を追加し、総額をそれぞれ1131億4783万1000円とするものでございます。
次の第2条
地方債の変更は、8ページを御覧いただきまして、第2表に記載のとおり、表の上段、
庁舎施設整備事業から、表の下段、
徴収猶予特例債まで、
対象事業費の確定などによりそれぞれ表の右側、補正後の
限度額に減額するものでございます。
次に、13ページを御覧いただきまして、
歳入予算の内容につきまして御説明申し上げます。
第1款市税は、13億70万2000円の増額でございますが、1項の
市民税をはじめ、2項の
固定資産税、4項の
市たばこ税など、それぞれ
決算見込みに基づき増額補正するものでございます。
次の14ページからは、実績に基づく
歳入予算の補正でございますが、第2
款地方譲与税は9558万1000円の増額、次の15ページの第3
款利子割交付金は18万6000円の増額、次の16ページの第4
款配当割交付金は3901万6000円の増額、次の17ページの第5
款株式等譲渡所得割交付金は5696万8000円の増額、次の18ページの第6
款法人事業税交付金は2億4751万3000円の増額、次の19ページの第7
款地方消費税交付金は5億3319万6000円の増額、次の20ページの第8
款環境性能割交付金は2114万7000円の増額、次の21ページの第9
款ゴルフ場利用税交付金は43万8000円の増額、次の22ページの第10
款国有提供施設等所在市
助成交付金は415万9000円の増額、次の23ページの第11
款地方特例交付金は2億7809万4000円の増額、次の24ページの第12
款地方交付税は10億5229万5000円の増額、次の25ページの第13
款交通安全対策特別交付金は8万1000円の減額でございます。
次の26ページに参りまして、第16
款国庫支出金は8197万4000円の減額でございますが、
感染症検査及び
ワクチン接種経費に対する
国庫負担金等の
交付額の決定に基づき一部減額するとともに、
除雪経費に対する
国庫補助金を計上するものでございます。
次の27ページに参りまして、第19
款寄附金は1億3667万9000円の増額でございますが、
ふるさと寄附金をはじめ、個人・団体・企業の皆様から頂戴した
寄附金を計上するものでございます。
次の28ページに参りまして、第20
款繰入金の3億7511万9000円の減額は、
基金充当事業の
確定等に伴い、
震災復興基金から
地域振興基金までの4つの基金からの繰入金を減額するものでございます。
次の29ページに参りまして、第23款市債は7億7180万円の減額でございますが、1項1目
総務債から次の30ページの12目
徴収猶予特例債まで、それぞれ
対象事業費の
確定等に伴い減額するものでございます。
次の31ページに参りまして、
歳出予算の内容につきまして御説明申し上げます。
第2
款総務費は25億700万円の増額でございますが、3目
財産管理費において、
財政調整基金及び
市債管理基金へ積立てするほか、
寄附金等を財源に
各種基金へ積立てするもので、3目以外の1目
一般管理費、4目企画費及び12目青葉湖
展望交流施設費は、
市債等の補正により財源を調整するものでございます。
次の32ページの第3
款民生費、33ページの第4
款衛生費、34ページの第6
款農林水産業費、35ページの第7
款商工費につきましても同様に
市債等の補正により、財源を調整するものでございます。
次の36ページに参りまして、第8
款土木費は2項2目
道路維持費におきまして、
除雪業務等委託料3000万円を増額するもので、それ以外は
市債等の補正により財源を調整するものでございます。
次の37ページの第9
款消防費、次の38ページの第10
款教育費につきましても、
市債等の補正により財源を調整するものでございます。
説明は以上でございます。
○藤川
委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御意見なしと認めます。
本案を報告のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第79号は報告のとおり承認されました。
──────────────────────────────────────
3 議案第80号
処分事件の報告及びその承認を求めることについて
(八戸市
市税条例の一部を改正する条例の制定の処分)
○藤川
委員長 次に、議案第80
号処分事件の報告及びその承認を求めることについて(八戸市
市税条例の一部を改正する条例の制定の処分)を議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎大坂
財政部次長兼
住民税課長 それでは、議案第80
号処分事件の報告及びその承認を求めることにつきまして、お手元の
議案書により御説明申し上げます。
議案書41ページをお開き願います。
地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり処分いたしましたので報告し、承認を求めるものでございます。
理由でございますが、
地方税法等の一部改正に伴い、
商業地等に係る令和4年度分の
固定資産税の
税負担の調整、
償却資産に係る
固定資産税の
課税標準の特例に関する規定の整備、その他所要の改正をすることを処分したものについて、その承認を求めるためのものでございます。
次のページをお開き願います。処分第8号八戸市
市税条例の一部を改正する条例の制定の処分につきましては、
処分年月日は、令和4年3月31日でございます。
改正の主な内容につきましては、
タブレットに登載している資料に基づき説明申し上げますので、
タブレットを御覧いただきたいと思います。
改正の主な内容でございますが、まず、土地に係る
固定資産税の
負担調整措置について、令和4年度に
限り商業地等に係る
課税標準額の上昇幅を
現行評価額の5%のところを2.5%とするものでございます。
次に、
地域決定型地方税制特例措置、いわゆるわが
まち特例による
固定資産の
課税標準の特例について、
公害防止用設備に係る
特例措置のうち、
下水道除害施設に係る特例について、条例で定める特例率を4分の3から5分の4とするものでございます。
その他法改正に伴う
条項ずれなど、所要の改正を行うものでございます。
施行期日でございますが、令和4年4月1日でございます。
説明は以上でございます。
○藤川
委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆
苫米地 委員
固定資産税の
負担調整措置について、令和4年度に限りというふうにお伺いしたんですけれども、どうしてこの令和4年度に限るというふうな措置が取られているのか理由が分かれば教えてください。
◎小向
資産税課長 それでは、お答え申し上げます。
今の特例として国のほうから示されて、令和3年度は全く特例がなくて、令和4年度だけのこの適用ということになります。
コロナ禍における対応ということで、今この年度だけの対応ということになります。
◆
苫米地 委員 分かりました。この年度だけの対応ということで、どうしてこの年度がそういう対応になったのか、そもそもの理由が分かれば教えてほしいと思います。
◎小向
資産税課長 昨年度は、
コロナ禍ということで
償却資産の特例等ありまして、今年については、
商業地等について大幅に変動するということで、今年度は適用するということですので、
コロナ禍を基本として、この制度が特例にされていることになります。
◆
苫米地 委員 分かりました。コロナの影響があるだろうということで
特例措置が設けられたという単純に言えばそういうことで理解をしました。ありがとうございます。
○藤川
委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御意見なしと認めます。
本案を報告のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第80号は報告のとおり承認されました。
──────────────────────────────────────
4 議案第67号
八戸市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○藤川
委員長 次に、議案第67号
八戸市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎熊谷 学校教育課長 それでは、
八戸市立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、お手元の資料に基づいて御説明いたします。
議案書では9ページから10ページにかけて記載しております。
改正の理由でございますが、公立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、市立学校の学校医等の公務上の災害に対する介護補償の額を引き上げるためのものでございます。
改正の内容といたしまして、介護補償の額の改定でございます。改定内容は、表の太線部分のとおり、引き上げるものでございます。
施行時期につきましては、公布の日から施行することとし、必要な経過措置を設けるものでございます。
以上で説明を終わります。
○藤川
委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────
5 議案第66号 八戸市
附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定について
○藤川
委員長 次に、議案第66号八戸市
附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎皆川 行政管理課長 それでは、議案第66号八戸市
附属機関設置条例の一部を改正する条例の制定につきまして御説明申し上げます。
議案書では7ページ及び8ページとなっておりますが、本日は
タブレット端末に掲載しております資料により御説明いたしますので、そちらを御覧願います。
まず、1の改正の理由でございますが、天然記念物蕪島ウミネコ繁殖地緊急調査検討会議を設置するとともに、多文化都市八戸推進懇談会の名称をはちのへ文化のまちづくりアドバイザリーボードへ変更するほか、総合計画等推進市民
委員会の担任する事務に、政策公約の取組状況の評価に関する事項を追加し、市政評価
委員会を廃止するためのものであります。
次に、2の改正の内容ですが、(1)の八戸市
附属機関設置条例につきましては、附属機関の名称及び担任する事務を規定する別表を一部改正するものでありますが、まず、①の新設するものとして、八戸市天然記念物蕪島ウミネコ繁殖地緊急調査検討会議を追加、次に、②の一部改正するものとして、多文化都市八戸推進懇談会の名称をはちのへ文化のまちづくりアドバイザリーボードに変更するとともに、担任する事務を変更するほか、八戸市総合計画等推進市民
委員会の担任する事務を追加、③の廃止するものとして、八戸市市政評価
委員会を削除するものであります。
また、(2)の八戸市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例につきましては、(1)の一部改正に伴い、委員の報酬及び費用弁償を定める別表について、追加、変更及び削除を行うものであります。
最後に、3の
施行期日でございますが、令和4年7月1日から施行するものでございます。
以上で説明を終わります。
○藤川
委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
以上で、当
委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。
なお、報告内容については
委員長に一任願います。
ここで
理事者の方々は退席されて結構です。
お疲れさまでした。
〔
理事者退席〕
──────────────────────────────────────
● その他
・ 議会ふれあいミーティングへの
出席委員について
○藤川
委員長 それでは、議会ふれあいミーティングへの
出席委員についてお諮りいたします。
本年11月20日日曜日に、豊崎地区、柏崎地区の2地区で開催予定の議会ふれあいミーティングへの
出席委員につきましては、各常任
委員会において調整することになっております。
出席委員の調整に当たりましては、年齢、性別、会派、会期、開催地区在住議員などに配慮していただきたいと、広報広聴
委員会から依頼があり、当
委員会以外の常任
委員会との調整も必要になることから、
委員長である私に御一任いただきたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤川
委員長 ありがとうございます。
それでは、議会ふれあいミーティングへの
出席委員の調整につきましては、
委員長一任といたします。
出席について希望等がある場合は、当
委員会終了後にお知らせいただければと思います。
なお、調整の結果につきましては、本定例会中に、皆様の
タブレット宛てにメールを送信いたします。
──────────────────────────────────────
○藤川
委員長 以上で
総務常任委員会を閉じます。
午前10時32分 閉会...